FC2ブログ

小正月 道祖神さんを見てみよう

にらみん・こぼれ話
01 /14 2016
ここ数日、急に冷え込んできましたね。やっと本来の冬が来ました。
今朝出勤してくるときの気温は-4℃。手がピリピリと痛かったです。

そんな底冷えの今朝気づいたこと、今日は小正月のお祭りの日だ!
朝、韮崎市役所のすぐ目の前にある道祖神さんに紅白の幕が張られ、のぼりも立てられていたのです。
水神地区のみなさんが集まって幕やのぼりの準備をなさり、お菓子をなどを運んでいる姿が見られました。

元日から七日までを「大正月」と呼び、15日を「小正月」と呼びます。
15日だけでなく、14日から16日までの3日間、または、14日の日没から15日の日没まで、といったとらえ方もあるそうです。
現代の事情から先日の連休にどんど焼きや獅子舞などを行った地域も多いですが、昔は1月14日の夜にどんど焼きなどの小正月の祭りを行っていたのはそのためです。
古代、満月から満月までをひと月とする考えがあり、1月15日(満月の日)を年のはじめとした名残が小正月であるという説があるそうです。
韮崎市域では、小正月に道祖神を飾りつけたり、繭玉団子を作ったりはしますが、どんど焼きはさかんではないようです。

せっかくなので、今朝、立派な道祖神の多い穴山町の様子を見てきました。

こちらは穴山町重久地区の公民館の前にある道祖神です。立派な灯篭付き。
穴山には、灯篭や鳥居、石段、旗台などが付いた立派な構えの道祖神があるのが印象的です。
真新しい竹と神垂(しで・山梨ではオシンメイと言いますね)と飾られています、
重久公民館前の道祖神

同じく重久地区の火の見の近くにも、大変立派な道祖神さんがあります。
「街神」という額のついた石鳥居と、石柵、旗台を備えています。
重久火の見の近くの道祖神

石鳥居付きの道祖神は珍しいのではないでしょうか。
鳥居付きです

旗台には明治33年の銘があります。
明治33年の銘

冬の鳳凰三山を背景にする姿には、素朴さと同時に風格も感じます。
鳳凰三山を背景に

こちらは穴山町次第窪の諏訪神社よこの道祖神。
次第窪の諏訪神社の道祖神

道祖神ウォッチングをしていたら、立派な蚕霊大神の石碑もありました。
蚕霊大神

私が今朝見て来た道祖神は竹と縄、白いオシンメイで飾られていましたが、韮崎市内の他の地区では、色の付いたオシンメイで飾ることもあるようです。
みなさんのお住まいの地域にはどんな道祖神があり、小正月はどんな飾りつけをされているでしょうか。

大村先生を育んだ風土

にらみん・こぼれ話
10 /06 2015
昨日、韮崎市出身の大村智博士が、ノーベル医学・生理学賞を受賞されることが発表されました!
韮崎市にとって、大変にうれしく誇らしい大ニュースです。
いつにも増して、韮崎を行き交う人たちに笑顔が多い気がします^^

↓韮崎市役所入り口には早速お祝いの看板が掲げられました
市役所玄関












今日は、受賞をお祝いするように陽射しがきらめいて、青空がまぶしい秋晴れです。
無事に稲刈りを迎えた田んぼからは藁の香ばしい匂いが漂い、空気全体が秋の実りの喜びを告げています。

昨年、大村先生はお忙しい中時間を割いて、当館においでになりました。
「花子とアン」のロケセットの前から故郷の神山町を望み、「僕の生まれた場所だよ」と指をさしながら、嬉しそうにお連れの方々にお話しされていました。

↓今朝のロケセットの様子です。木々が色づき始めて、何とも良い風情になってきました。
ロケセット(2015年10月6日)












下の写真は、ロケセットの前から西側=南アルプスの山々や釜無川方面をを望んだところです。
中央にあるこんもりとした山(白山城という中世の山城やのろし台があります)のふもとが、神山町です。
(おおまかですが、赤い丸で囲ったあたりです)
ロケセット前から西を望む














大村先生が設立した韮崎大村美術館も、赤丸の中にあります。
韮崎大村美術館は、10月6日(火)~13日(火)まで、受賞を記念して無料開放されますので、この機会にぜひご覧ください。

韮崎大村美術館

韮崎市神山町鍋山1830-1
TEL 0551-23-7775
URL http://www.nirasakiomura-artmuseum.com/index.html


韮崎大村美術館の近くには、武田信玄の先祖にあたる武田信義の館跡や、信義が建てた願成寺、武田八幡宮といった武田氏ゆかりの史跡・寺社があります。

↓武田八幡宮 一の鳥居(山梨県指定文化財)
武田八幡宮 一の鳥居












↓武田八幡宮 拝殿
武田八幡宮 拝殿















美術館とともに、ぜひこのような神山町の歴史遺産も巡って頂きたいです。
大村先生を育んだ韮崎の風土と、その歴史に関心を持って下さる方が増えましたら、地元にとってこの上ない幸せです。

…そして、韮崎の人たちがどんな暮らしをしていたのかもっと知りたい!と思われましたら、どうぞ民俗資料館へおいでください^^

ヤマオダマキとの出会い

にらみん・こぼれ話
08 /15 2015
鳳凰三山で出会ったお花を紹介です。普段出会うことはできなくても、にらみんのいる韮崎で命を育んでいるお花です。
ヤマオダマキ

まずは、ヤマオダマキという植物です。鳳凰三山の頂上まで行かなくても出会うことのできるものです。
さて、この植物の名前を漢字で書くと

山苧環

となります。「苧環のように山に咲く花」という意味なのですが、「苧環・・・・?」

実は苧環は機織りの時に麻などを巻きつけた糸枠のことを指すようです。

苧環

この花を見て、「苧環」をイメージするなんて、なんてすごい感性の持ち主なのだろうと思ってしまいました。
一つのモノやコトに出会ったときに、いろいろな想像を働かしながら観察することもおもしろいことだな~と感じた大きなにらみんでした。

にらみんを見守る山々

にらみん・こぼれ話
08 /13 2015
こんにちは!大きなにらみんです。
8月の初旬に中学生たちと鳳凰三山に行ってまいりました。

地蔵ヶ岳
「にらみん」から見ると、鳳凰三山は近くにも見えるし、遠くにも見えます。鳳凰三山は、観音岳・薬師岳・地蔵ヶ岳の三つの総称ということですが、いずれも神様・仏様・・・、そして伝説の鳥「鳳凰」、なんだか神々しい山々に「にらみん」は見守られているのだな~と感じてしまいます。
見守っていただいている山の山頂はというと、言葉に言い表すことのできない風景です。
地蔵ヶ岳の象徴となっているオベリスクの巨石に寄り添う岩は、風雨で岩か削られコケシというか、お地蔵様がオベリスクに向かって並んでいるかのようです。
観音岳と富士山
富士山を探してみると・・・、雲海の上にぽっかりと頭をだしていました。

そうそう、鳳凰三山といってはいますが、江戸時代には、薬師・観音・地蔵・鳳凰はそれぞれ別の山で、今地蔵ヶ岳とよんでいる山を鳳凰山と呼んでいた地域もあったようです。

さて、地蔵ヶ岳には子授かり信仰がありまして、賽の河原に祀られているお地蔵様を一体持ち帰りお祈りを続けると子供を授かることができるというもので、授かった後にはお地蔵様2体を賽の河原に祀るというものです。
なぜ、このような信仰が生まれたのかを説明することは容易ではありませんが、眼前にひろがる風景が5感に訴えてくるインパクトとは無縁ではないでしょう。

若宮八幡宮で「茅の輪」をくぐろう

にらみん・こぼれ話
07 /30 2015
今日の韮崎はなんだかソワソワワクワクしています。
朝から何かをお知らせする花火が上がっていて…そうでした!今日は「若宮さん」の日!

韮崎駅から北へ徒歩数分のところにある若宮八幡宮の例大祭です。
旧河原部村の産土神であり、創建は9世紀に溯ると伝わる由緒ある神社です。
御神輿や稚児行列、夜店も立ち並ぶにぎやかな夏祭り。韮崎市民、待望のお祭りです。

にらみんも待っておりました。夜店の焼きそばを…?
…それもですが、このお祭りのときに現れる「茅の輪」を、です!

鳥居に結び付けられたおっきな緑の輪っか!これが「茅の輪(ちのわ)」です。
茅の輪がありました!
茅の輪がありました その2

半年の間にたまった穢れを、この輪をくぐることで清められると言われています。
6月末の「夏越の祓」という行事で行う神社が多いですが、若宮八幡では一月遅れの例大祭のときに茅の輪くぐりが行われます。
(若宮八幡では大晦日からお正月にも茅の輪が出されます)

正しいくぐり方が決まっていて、8の字を書くようにくぐるんです。
ちゃんと神社にイラストで解説してありました。ありがたい限りです。
茅の輪くぐりの解説板
茅の輪くぐりの解説図

茅の輪はチガヤやショウブなどの草を束ねて作られています。
茅の輪の素材1
茅の輪の素材2

茅の輪くぐりが出来るのは、今日7月30日と、大晦日からお正月しかありません。
貴重な機会ですので、お参りしてみてはいかがでしょうか?