韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
「にらみん」は韮崎市民俗資料館のニックネームです。伝えたいな~、このまちのいろんなトコやコト♪
先日7月20日に行われた「夏休み自由研究プロジェクト 合同プレゼンinアイメッセ」には、沢山の方のご来場をいただきありがとうございました!

用意しておいた100人分の材料が3時前には終了してしまい、体験ができなかったお客様には申し訳ありませんでした。
草木染めと文香作りの方法を書いたプリントをお渡ししましたので、おうちで自由研究の参考にしていただければ良いな…と思います。

「去年間に合わなかったから今年こそ草木染めをしたいと思って、真っ先に韮崎のブースへ来ました」とおっしゃる方もいらっしゃり、たいへん有難い限りでした。

↓桑の実の煮汁で障子紙を染めるコーナーの様子です。
桑の実を煮出した汁に漬けた後、みょうばんの水溶液に漬けて媒染(色素を定着させること)をしています。
みょうばん水にひたすと、赤紫だった紙が青く変色します。その変化を観察!
草木染めブース盛況












↓こちらは折り紙で文香を作って仕上げている様子です。
香水を染み込ませた紙片を折り紙で包み、表面に桑の実で染めた障子紙を貼って完成です。
女の子しか喜ばないかな?と心配していたのですが、男の子も一生懸命作ってくれました。
文香を作るコーナー














アイメッセには、あらかじめ煮出しておいた桑の実の煮汁とみょうばん水を持参しました。
「みょうばん(焼きみょうばん)」は、ナスの漬物を作る際などに入れる白い粉末の食品添加物(硫酸カリウムアルミニウム)です。
ナスや桑の実に含まれるアントシアニンという色素と、みょうばんに含まれるアルミニウムイオンが反応して、紫色を保つ役割をします。
今回は、水500㏄に小さじ半分くらいのみょうばんを溶かして使いました。
みょうばんを溶かしやすくするため、まずお湯100㏄にみょうばんを溶かし、そこに水400㏄を加える方法をとりました。

桑の実の煮汁は、濃度によって色の濃さに違いが出ますが、今回は水1リットルに対して桑の実400gを入れて煮出した汁を使いました。
三角コーナーにかぶせる不織布の袋を二枚重ねにして桑の実を入れ、口を輪ゴムでしばります。
それを水とともに鍋に入れて、20分煮出しました。
↓参考までに、試作段階の濃度のサンプルは下のような感じでした。
桑の実の煮汁の濃さの違い














草木染めの実験を自由研究にするのはもちろん、他にも、
「昔の人が“香り”をどんな風に生活に利用していたのか調べる」
「桑の実染めの材料に使った桑と養蚕について調べる」
といったことも面白い自由研究になると思います。

ぜひにらみんへ来てヒントを見つけてくださいね!
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