韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
「にらみん」は韮崎市民俗資料館のニックネームです。伝えたいな~、このまちのいろんなトコやコト♪
蔟折り機の「手差しトレイ」のような部分に藁をセットしたら、まずは右のハンドルを持ち上げて藁を押さえつけます。
まずは右のハンドルで押さえる













藁の根本の固い部分から折っていくので、折りはじめは力が要ります。
ハンドルに体重をかけて、ギューッと押さえつけます。
すると、押さえつけらえた藁が蔟折り機の中にたたみ込まれます。

完全にたたみ込まれると、「手差しトレイ」にセットした藁が垂直に立ち上がります。
藁が立ち上がる












ちなみに、たたみ込まれた藁が外に戻らないよう、蔟折り機の外枠の金属部分がギザギザになっています。
このギザギザがたたみ込まれた藁を食い込んで押さえ、外に戻ろうとするのを防ぎます。
細かい工夫ですね!
内側がギザギザ












藁が垂直に立ち上がったら、押さえつけていた右のハンドルをはずして元の位置に戻します。
押さえたらハンドルをはずします












次に、今度は左のハンドルを持ち上げて、藁を押さえつけます。
今度は左のハンドルで押さえる












このように左右交互に繰り返して藁を折っていきます。

穂先の近くまで折ったら、「手差しトレイ」に藁を足します。
(量は一束目の藁と同じくらいにします)
一本分の長さの藁を折っただけでは小さな蔟になってしまう(短いアコーディオンしかできない)ので、2、3回藁を継ぎ足して長い蔟に仕上げます。

藁を継ぎ足しながら折り、十分な長さの蔟が出来たと思ったら、穂先まで完全に折り切ります。
そして、あらかじめ折り機にセットしておいた結束用の藁で束ねます。
結ぶのではなく交差させて強く締め、藁のそれぞれの先端はねじりながら蔟の中に入れ込みます。
藁をねじりながら結わえます













これが中々上手くできず、見かねた豊富郷土資料館の館長さんが手伝って下さいました。
不器用で申し訳ありません…

さあ、にらみんの折った折藁蔟の完成です!
完成です!












…と、まぁ完成した訳なのですが、今作ったこの折藁蔟は、まだ機械の中に詰まったままです。

下から蔟が押し出されてきましたが、これは私が作ったものではなく、先にまゆこさんが作った蔟なのです。
真下から蔟が押し出されてきます












押し出されてきた折藁蔟












にらみんが作った蔟が機械の外に押し出されてくるためには、この後2、3個蔟を作る必要があります。

以上が、豊富郷土資料館のまゆこさんに教えて頂いた「実践・折藁蔟の作り方」です。
おかげさまで、今まで知らなかった謎の道具の使い方がよく分かりました!

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::この記事へのコメント::
こんにちは。検索でみつけました。
蔟織り機はあちこちに展示されていますが、動かすとどんな感じになるのかいつも気になっていました。
機械の形もいくつかあるような気がしてたんですが、
藁蔟自体に種類があったんですね…なるほど!!
いい資料館ですね。韮崎市って、駅から観音様が見えるあの韮崎ですよね。
いつかお邪魔しようと思います!
2016/06/24(金) 18:22:25 | URL | お蚕好き #-[ 編集]
ありがとうございます!
>お蚕好きさま

ブログをお読みくださいましてありがとうございます!
ご参考になりましたら大変うれしい限りです。
蔟折り機を実際に動かすとどんなプロセスになるのか、私も漠然としかイメージ出来ていませんでした。
中央市豊富郷土資料館の方々に詳しく教えていただいて、初めて具体的に知ることが出来ました。

当館は、おっしゃるとおり「駅から観音様が見えるあの韮崎」にあります!
観音様(平和観音)からは歩いて20分くらいです。ぜひおいでください(^^)

2016/06/25(土) 09:41:21 | URL | にらみん #-[ 編集]
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