韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
「にらみん」は韮崎市民俗資料館のニックネームです。伝えたいな~、このまちのいろんなトコやコト♪
2015/01/11(日) 13:21:02

「大正月」から「小正月」へ

華やかだった松の内もあっという間に過ぎ、お正月ムードも遠ざかって来たかな…?
などとも思うのですが、実はまだまだ!お正月の行事は続いているのです!

元日から1月7日までは、みなさんご存じの「大正月」。
それが過ぎて、1月11日は鏡餅を割って食べる「鏡開き」、同じ日には田の神様に松や酒などをお供えして豊作を祈る「田植え節句」も行われます(といっても、今でも田植え節句をしているおうちは少ないと思いますが…)。

そして、1月15日は「小正月」。
(正確には14日の日没から15日の日没までをいうそうです)
各地で道祖神祭りやどんどん焼き、繭玉だんご飾りなど、様々な行事が行われます。

正月の飾りや書初めを燃やし、その火で団子を焼いて食べる「どんどん焼き」は、山梨県内の各地で広く行われています。
(韮崎市や北杜市では、県内の他市町村に比べるとどんどん焼きは盛んではないようです)
その団子を食べると、風邪をひかないとか虫歯にならないとか言われています。

また、どんどん焼きの灰を持ち帰って家の周りに撒くと火事にならないとか、蛇やムカデが入ってこないと考える地域もあるそうです。
山梨県立博物館発行『やまなしの道祖神祭り』には、14日のどんどん焼きの灰と15日朝の小豆粥の釜を洗った水を混ぜて家の周りに撒く、という中央市東花輪の事例が紹介されています。
ちなみに、南アルプス市のある家では、この風習の簡略化された形として繭玉団子の茹で汁を家の周りに撒いています。
その際「蛇もムカデもどーけどけ」という歌をうたうのですが、東花輪の事例でもやはり同じ歌を歌います。

どんどん焼きのお団子は、数日前に作って梅やヤマボウシなどの木の枝に挿して飾っておきます。
団子の形は、普通の丸いものもあれば、養蚕がうまく行くように繭の形をしたものもあり、財産を表す米俵や小判、作物がよく育つように大根やナス、かぼちゃなどの形を作ることもあります。
(現代のトマト農家さんでは、やっぱりトマトの形の団子を作るそうです)

にらみんの展示室に飾ってある繭玉団子は、シンプルに紅白の丸い形です。
繭玉だんご



















ちなみに、これは新米にらみん家の昨年の団子です。ナス形の団子があります。
どんどん焼きの団子の例















どんどん焼きは14日の夜に行われるものですが、現代では参加しやすいように14日の直前の土日に実施することもよくあります。
ですから、本日11日(日)の夜、どんどん焼きの火が多くの場所で見られるのではないでしょうか?
ご注目ください。

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