韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
当ブログでは、韮崎市民俗資料館・愛称「にらみん」の情報を発信しています!
紅葉を楽しんでいるうちに、気づけば11月もあと4日。師走が目の前に来ていました。
昨年の今頃のブログを読み返すと、11月24日に雪が降ったのですね。
韮崎のおとなりの北杜市明野町では、季節外れに咲いたひまわりに、これまた季節外れの雪が積もるという奇跡が起こっていたそうです。
今年も日に日に寒さが増していますが、さすがにまだ雪は降っていませんね。
とはいえ、一昨日は甲府でも氷点下まで冷え込みました。これからは路面凍結にお気を付け下さい。

さて、平成29年12月と平成30年1月の休館予定をお知らせいたします。
年末年始の休館、および祝日にともなう振替休館がございます。
ご不便をおかけいたしますが、休館日をご確認いただきご来館下さいますようお願いいたします。

【平成29年12月の休館予定】
 
 4日(月) 
 7日(木) 午後1時まで休館 
 11日(月)
 14日(木) 午後1時まで休館
 18日(月)
 21日(木) 午後1時まで休館
 25日(月)
 26日(火) 祝日(天皇誕生日)の振替休館
 28日(木) 午後1時まで休館
 29日(金)〜31日(日) 年末休館 


【平成30年1月の休館予定】

 1日(月)〜3日(水) 年始休館   
 4日(木) 午後1時まで休館 
 8日(月・祝) 祝日のため開館
 9日(火) 祝日に伴う振替休館
 10日(水) 祝日に伴う振替休館

 11日(木) 午後1時まで休館
 15日(月)
 18日(木) 午後1時まで休館 
 22日(月)
 25日(木) 午後1時まで休館
 29日(月)
 
2017/11/04(土) 10:42:09

赤く色づく木々

10月はうんざりするほど雨の日が続き、台風も連続で襲来して困りましたが、11月に入ってやっと秋晴れが続いていますね。
待ち望んだ行楽日和です。暖かくて過ごしやすいのも助かります。

昨日、静岡県からおみえの団体様が、水車の脇にある小さな草を取り囲んで見ていらっしゃいました。
「“冬の花”だよ。珍しいね」とおっしゃって、写真を撮る方もいらっしゃいました。
黄色い花を付けたような、高さ10㎝ほどの小さな草です。私はいつも見過ごしていました。
フユノハナワラビ1













「いまは秋なのに“冬の花”ってなんだろう…?本当は冬に咲く花なのかな…?」
と不思議に思い、お客様が帰られたあとに調べたところ、「フユノハナワラビ」というシダ植物だということが分かりました。
はじめて知りました!言われてみると先端が山菜のワラビに形が似ています。
フユノハナワラビ












黄色い花のように見る部分は花ではなく、胞子嚢という粒だそうです。
1mmほどの小さい黄色いツブツブで、中に胞子が入っているそうです。おもしろい。
色々なお客様のおかげで、見過ごしてしまう事や物を知ることが出来て有難いです。

フユノハナワラビは水車の入り口に三本生えていますが、水車の裏にはモミジがあり赤く色づきつつあります。
資料館にあるモミジの中では一番大きい木です。
晴れた日には赤い葉が陽射しに透けて見えて、キラキラと宝石のようです。
水車の裏のもみじ












蔵座敷の庭の山桜は、すべての葉が真っ赤に色づいています。
蔵座敷のまわりの紅葉














毎日雪のように舞い落ちて、庭に散り敷くさまは実に趣があります。
(あとの掃除が大変ですが…)
散り敷く桜の紅葉















 
「にらみんで秋祭り」の翌週、10月21日(土)には「山梨縄文フェス2017」が開催されました!

甲府駅北口のよっちゃばれ広場に、山梨県内の博物館7館から成る「縄文王国山梨」+山梨県埋蔵文化財センターが集結。
体験コーナー、トークセッション、音楽、フードによって縄文の魅力を伝える「フェス」を行いました。
去年に続き二回目の開催です。

今年は台風が近づき朝からずっと雨が降るあいにくのお天気でしたが、スタッフみんな雨合羽を着てがんばりました。
雨の降る中準備











こちらは「土器づくりライブ」コーナー。縄文土器づくりの名人の作業が間近で見られました。
博物館に展示された土器を見る機会はたくさんあると思いますが、土器が出来ていく工程を逐一ライブで見届けられる珍しい機会となりました。
土器づくりライブ











こちらは「狩猟体験コーナー」。弓矢(先が布で出来ています)で動物を狙います。
縄文服を着て挑戦するお子さんもいましたよ^^
狩猟体験コーナー












その縄文服はどこで手に入れたかというと、「縄文服試着コーナー」です!
縄文服の試着コーナー












石皿を使ってくるみをすりつぶしたり…
石器で胡桃を割ってすりつぶす












石斧を使って木を切ったり…(リアル縄文人!?の大工さんが指導してくれました)
リアル縄文人大工さん登場!












南アルプス市の土偶キャラ「子宝の女神・ラヴィ」ちゃんのふわふわ遊具が姿をあらしたり!
でかラヴィちゃん!










千葉県から来てくれた加曾利貝塚のキャラ「かそりーぬ」さんとラヴィちゃんが共演したり…。
ラヴィちゃんとかそりーぬちゃん













土偶づくりを体験できるコーナーや、土偶パン、どんぐりクッキーのお店が来たり…
土偶づくりなど









動物の骨に触れる研究室があったり…。
骨の研究室











盛りだくさんのブースが雨に負けず出展しました。
雨の中わざわざ足を運んでくださった縄文ファンの方もいましたし、駅前という場所柄、とおりすがりに立ち寄って初めて縄文に触れたという方もいました。
博物館以外の場所で縄文文化に触れる機会をつくるというのはとても大事なことだと今年も感じました。

雨の中ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
 
10月14日(土)の「にらみんで秋祭り2017」、時折雨がパラパラ降ってくるお天気でしたが、何とか無事に開催することができました。
前回につづいてレポートします。

今年は新企画として「土の中から宝をさがせ!」を行いました。
文化財担当が日々行っている発掘作業を疑似体験してもらうコーナーです。

午前11時30分、蔵座敷の前に続々人が集まりはじめました。
何がはじまるのでしょう?
蔵座敷の前で何かが始まる?











みなさん地面を掘りはじめました!
実は、蔵座敷の前の一角に10個ほどの「宝物」を埋めてあるのです。
参加者のみなさんには、手がんなやシャベルでその宝物を探してしてもらいます。
地面を掘りはじめました!












どこの埋まっているのかは、地表の見た目からは分かりません。
慎重に掘っていくと、どこかに「色の違う土」が現れます。それが目印となります。
実際の発掘作業でも、色の違う土を見つけて観察することが大事です。

お!明らかに周りと違う白い色の土が出ましたよ!
違う色の土が出た!











違う色の土の下からは、勾玉が出土しました!これは大当たりです。
(勾玉はにらみんスタッフが手作りしたもので、一つ一つ形や色が違います)
勾玉が出土!












勾玉以外には、にらみん特製土偶缶バッジも出土。みんな夢中になって地面を掘ってくれました。

開催数日前に10個ほど穴を掘り、色の違う数種類の土を入れ、その中にカプセルに入れた勾玉や缶バッジを埋めました。
さらに、上から地表と同じ色の土をかぶせて平らにならすと、もうどこに宝物が埋まっているのか?埋めたスタッフにも分からない状態になりました(笑)
前日に雨が降ったのでブルーシートで覆ったりして大変でしたが、楽しんでもらえて良かったです。

宝さがしは午前のスペシャルイベントでしたが、午後には別のスペシャルがありました。
ももたろう7(セブン)さんによる人形劇です!

明治時代の蔵座敷の中で、「ばけものつかい」という演目を上演していただきました。
古典落語を元にしたお話しで、蔵座敷の雰囲気にぴったり!
かわいい人形劇!










人づかいの荒いご隠居が化け物が出る家に引っ越したら…おばけがたくさん出て来てさぁどうなる?!という物語です。
ろくろ首や大入道といった有名なお化けが出てきますが、どれもとっても可愛らしいのです!!
大人も子供も目を輝かせて見入っていました。

上演後はお人形(ももたろう7さんの手作りです!)との撮影会もあって、大喜び。
人形との撮影会












見て下さい!このろくろ首さんの躍動感!
ろくろ首















人形劇を見て、みんなでやきいもを食べて、秋祭りはおひらきとなりました。
あいにくのお天気の中、市内外からおいでくださった皆様に心より御礼申し上げます。