韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
「にらみん」は韮崎市民俗資料館のニックネームです。伝えたいな~、このまちのいろんなトコやコト♪
撮って出しの速報レポートです!

現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」にご出演中の栗原英雄さん(真田信尹役)、迫田孝也さん(矢沢頼幸役)が、本日ご来館くださいました。
叔父上さま!!三十郎さま!!

お二方は本日15時~21時に開催される北杜市の「八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」にゲスト出演なさいます。
その会場に向かわれる前に、信尹屋敷跡の可能性がある隠岐殿遺跡の展示を見学にお立ち寄り下さったのです。
(北杜市観光協会様のご厚意によるものです。ありがとうございました)

新府城の位置する七里岩の模型をご覧になる栗原さんと迫田さん。
(ご本人様に許可をいただいて写真を掲載しております)
叔父上と三十郎さまご来館!1















新府城の復元模型を熱心にご覧になっていました。
叔父上と三十郎さまご来館!2












そして、隠岐殿遺跡から出土した陶磁器や茶道具をごらんいただきました!
信尹様が使ったかもしれない器と、「現代の信尹様」がご対面…夢のようです。
叔父上と三十郎さまご来館!3












にらみんロビーの土偶かかしさん、本日は信尹様と三十郎様をお出迎えするスペシャルバージョンの看板なのでした!
記念撮影していただきました












お忙しいスケジュールの中おいで下さった栗原さんと迫田さん、本当にありがとうございました!
熱心にご見学くださって感無量です(涙)。
(お帰り際、ふと気が付くと迫田さんが見当たらない…と思ったら、館の裏手の水車を走って見に行って下さっていました^^)
テレビ画面から伝わる通りお二方とも格好良くて素敵なのは勿論、とっても気さくで楽しくて、ますますファンになりました。

これで韮崎市民俗資料館も真田丸の「聖地」の仲間入りでしょう!
隠岐殿遺跡と真田信尹の関連は学問的に確定できるものではありませんが、それをきちんとわきまえた上で色々な想像をすることは歴史の楽しみ、醍醐味なのではないでしょうか。
隠岐殿遺跡の展示、どうぞおいでください。
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先ごろからプレオープン状態となっていた隠岐殿遺跡の出土品の展示につきまして、展示期間が決まりましたのでお知らせいたします。

ミニ企画展「隠岐殿遺跡の謎」

平成28年7月23日(土)~12月28日(水)


「隠岐殿遺跡の謎」チラシ
















新府城跡の東側に位置する戦国時代の遺跡「隠岐殿遺跡」からの出土品を展示いたします。
隠岐殿遺跡からは茶道具、碁石、当時の威信財である輸入陶磁器の破片などが出土しており、戦国時代末期の身分ある人物の住居跡と考えられています。

↓隠岐殿遺跡については、ブログの過去の記事にて詳しくご紹介しております。↓
http://niramin01.blog43.fc2.com/blog-entry-506.html

展示する出土品は、以下のものです。
破片の状態で展示しているものと、器形を復元して展示しているものとがあります。

・輸入陶磁器(青磁、白磁、染付け)
・天目茶碗
・棗
・香炉
・碁石
・すり鉢
・硯
・かわらけ
・綿の実
・籾が付着した漆椀

展示ケース二つ分のこじんまりとした展示ですが、隠岐殿遺跡の出土品をこれだけまとまった形でお見せできる機会は少ないです。当館での展示は四年ぶりとなります。

隠岐殿遺跡ケース1












隠岐殿遺跡ケース2













輸入された青磁や染付け皿の破片。青磁の破片の分厚さに驚かされます。
破片の湾曲からは直径40~50cmもの青磁の大皿(盤)と推測されるものもあります。
青磁、染付など














白磁の皿、天目茶碗、棗、香炉など。
白磁、天目茶碗、棗など














かわらけ(酒宴などで使う素焼きの器)、碁石、すり鉢。
かわらけ・碁石・すり鉢















硯、籾が付着した漆椀、炭化した綿の実。
綿の実など
















入館無料ですので、新府城跡や武田八幡宮など武田家ゆかりの地めぐりと合わせてぜひご覧ください。

なお、韮崎市のお隣の北杜市には、隠岐殿遺跡との「隠岐」つながりが注目される真田隠岐守信尹のお墓があります。
北杜市長坂町長坂上条の龍岸寺が信尹公の菩提寺です。当館からは車で20分ほどの距離になります。

真田信尹公墓所(北杜市長坂町の龍岸寺)
龍岸寺 













お寺は幹線道路から少し奥まった閑静な場所にありますので、お出かけの際は、下記の龍岸寺様のホームページからアクセスマップをごらんになって行かれることをおすすめいたします。

龍岸寺(北杜市長坂町長坂上条1666)
ryuganji.com
 
「お蔵de落語」、開催が近づいて参りました。おかげさまで、残りのお席が少なくなってきております。ご観覧希望の方は、どうぞお問い合わせ下さい。
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甲州財閥の一人・小野金六の生家から移築した「蔵座敷」で、落語会をひらきます。
毎年ご好評につき、3回目の開催です。
明治時代の風情あるお座敷で、楽しく粋な時間を過ごしませんか?

落語のみならず、スティールパン演奏のユニット「トリボン」さんにもご出演いただきます。
スティールパンは、カリブ海に浮かぶ国トリニダード・トバゴの楽器です。
明治時代の豪商お座敷×カリブの風×粋な落語=これは新しい!

観覧無料です。和室に座布団を敷いての観覧になります。
席数に限りがあるため、事前のお申し込みをおすすめいたします。
(空きがあった場合は、当日参加可能です)

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第三回 「お蔵de落語 ~蔵座敷寄席~」

【日時】 2016年7月31日(日)

      開場 午前10時
      開演 午前10時30分(午後12時ころ 終了予定)

【場所】 韮崎市民俗資料館 蔵座敷

【出演】 にらさき落語会 (ワークショップで落語を学ぶ方々によるボランティア公演です)

      出演: 唐揚亭しゅう平さん、それっ亭どーで生さん
          満月亭樹来さん、こっこ亭かたくりこさん

【音楽の出演】 トリボンさん(スティールパン演奏のユニット)

【演目】  当日のお楽しみ!
      およそ15分ずつ、4名の方々に落語を披露していただきます。

【参加費】 無料

【定員】 35名
     ※申し込み優先。もし空きがあれば当日受付可。

【お申し込み】 韮崎市民俗資料館へお電話下さい。
          電話 0551-22-1696

【ご注意】
・座敷に座布団を敷いてのご観覧になることをご了承ください。
・定員に限りがあります。確実にご参加なさりたい方は、電話にてお申し込みをお願いいたします。
・駐車場は20台程度です。お乗り合わせてのご来場をお願いいたします。
・会場に冷房ははありませんので、うちわなど持参されますようおすすめいたします。

【web用】お蔵で落語チラシ2016














昨年の様子です。
オブリガードさんの演奏に聴き入ります










笑いに包まれておひらきに
 
2016/07/17(日) 16:01:22

平成28年7・8・月の休館予定

7月の休館予定を掲載しておりませんでした。大変申し訳ございません!

7月18日(月・祝)は海の日のため開館いたします。
つづく19日(火)、20日(水)が振替休館になりますので、お気を付け下さいますようお願いいたします。

7月、8月は祝日があるため、月曜日以外の振替休館日があります。
ご来館を予定されている方は、ご注意下さいますようお願いいたします。

【平成28年7月の休館予定】

 4日(月)  
 7日(木) 午後1時まで休館
 11日(月) 
 14日(木) 午後1時まで休館 
 18日(月・祝) 開館 
 19日(火) 振替休館
 20日(水) 振替休館
 
 21日(木) 午後1時まで休館 
 25日(月)
 28日(木) 午後1時まで休館

【平成28年8月の休館予定】

 1日(月)  
 4日(木) 午後1時まで休館 
 8日(月)  
 11日(木・祝) 開館 
 12日(金) 振替休館
 15日(月) 
 18日(木) 午後1時まで休館 
 22日(月) 
 25日(木) 午後1時まで休館
 29日(月)
 
来週はみなさんお待ちかねの三連休ですね。
7月の三連休といえば、「夏休み自由研究プロジェクトinアイメッセ山梨」です!
連休最終日18日(海の日)の午後1時30分〜午後4時30分、甲府市のアイメッセ山梨で開催します。

連休の最後、疲れたから遠くへは行けないけど近場で楽しいイベントないかな…?

とお探しのご家族さま!おすすめです。入場無料ですよ。

韮崎市民俗資料館&ふるさと偉人資料館の合同ブースでは、「縄文ミサンガ」を作れます。
縄文土器に模様をつける縄って、どんな風に作られているの?
ということは意外に知られていないと思います。そんな「縄」をフィーチャーしました。

縄のサンプルを使って粘土に模様をつける体験をしたり、茶色と白の日本の紙ひもを縒りあわせて(ねじりあわせて)、短い縄を作る体験ができます。
作った縄は手首に巻くミサンガにして持ち帰れますよ。
材料費も無料です。
限定100人分ですのでお早めに!
ミサンガに出来ます















にらみんでは、ただいま下準備の紐づくりが行われています。
こちらは、市販の白い紙ひもを60㎝位に切り、半分に折ってより合わせている段階です。
もともとついている撚りの方向に沿って、強く締め合わせていきます。

右は埋蔵文化財担当の「縄の師匠」がつくった見本。
左は弟子入りした縄の初心者にらみんがつくったものです。
同じ方法で撚りをかけているのに、出来上がりがこんなに違う!
白い紙ひもを縒る 師匠と弟子の差
















師匠の縄は撚りの間隔も角度も一定で、きれいな平行線を描いています。
にらみんのは間隔や角度にバラつきがあったり、なんとなくゆるんだりしてます。
縄文時代の人も、こうやって先輩から作り方を教わって練習したんだろうな…。

ちなみに、今回の「縄文ミサンガ」の面白いところは、右撚りと左撚りの縄を組み合わせて作る点です。

白い紙ひもが右撚り、茶色の紙ひもが左撚りです。
右撚りと左撚り














左撚りの紙ひもが市販されていなかったので、リボン状の幅の広い紙ひもを切って、一から撚りをかけるところから自作しています(師匠が!)。

どうしてそこまでこだわるかというと、二色の紐をより合わせたときに出来る模様が面白いからです。

右撚りのひもだけを二本組み合わせてミサンガを作ると、下図のようになります。
これももちろんきれいですが、白と茶色の縄の模様は同じです。
右撚りだけのミサンガ














一方、こちらは右撚り(白)と左撚り(茶色)の縄を組み合わせたミサンガです。
二つの紐を撚り合わせるとき、撚りの方向が逆なので、どちから片方の紐は自然とゆるみます。
(この場合、白のひもがゆるんでいます)
上の写真を比べると縄の模様が違っていますよね。見た目に変化があって面白いと思います。
右撚りと左撚りのミサンガ















そんなわけで、アイメッセでは「右撚り・左撚り」を組み合わせたミサンガを作ります。
準備の手間はかかりますが、より面白く、縄の種類の多様さを知る手がかりになればと思います。
 
7月に入り早くも猛暑が続いておりますが、にらみんでも夏休みに向けて新しい展示の準備を行っております。
先月は自由研究のヒントになることを目指して「調べてみよう!むかしの道具」コーナーを作りましたが、もう一つ、隠岐殿遺跡に関するミニ企画展の準備を行っております。

以前にもこのブログでご紹介しましたが、隠岐殿遺跡は新府城跡の東側に位置し、戦国時代の終わり頃の輸入陶磁器や茶道具、碁石などが発見された遺跡です。
二棟の礎石建物の遺構や建物を囲む柵列と思われる遺構も出土しています。

詳しくは過去の記事をどうぞ↓
http://niramin01.blog43.fc2.com/blog-entry-506.html

遺構や遺物から、戦国時代の終わり頃、権威の象徴である輸入陶磁器を所有できるほどの身分があり、茶を嗜む教養ある人物が住んでいた場所であると考えることができます。
人物の名前まで特定することはできませんが、遺跡が位置する地名が「隠岐殿」であることから、真田隠岐守信尹との関連も注目される遺跡です。

真田信尹は大河ドラマ「真田丸」の主人公・真田信繁の叔父にあたることから、今年に入って多くの方に知られる存在となりました。
韮崎市のお隣の北杜市の龍岸寺には信尹のお墓があり、全国からファンの方が訪れているというお話を伺いました。

そこで、緊急開催!隠岐殿遺跡の出土品を展示することといたしました。
今まで他の博物館にお貸しして展示されることはありましたが、当館での展示は4年ぶりとなります。

現在、7月下旬の展示完成に向けて作業を行っております。
解説パネルがまだ出そろっておらず不完全な状態ですが、出土品をケースに展示する作業は終わりましたので、出土品が見られる状態にはなっております。

隠岐殿遺跡 展示準備中1













隠岐殿遺跡 展示準備中2














展示が完成しましたら、正式な会期などお知らせいたします。
急遽展示することを決めたもので至らない点があり申し訳ありませんが、お許しくださいますようお願いいたします。