韮崎市民俗資料館ブログ〜「にらみん」のお散歩日記〜
「にらみん」は韮崎市民俗資料館のニックネームです。伝えたいな~、このまちのいろんなトコやコト♪
にらみんも大変お世話になっている韮崎市立図書館では、
村岡花子さんに関連する本やパンフレットを集めた
展示コーナーが設けられています!

韮崎市立図書館「村岡花子の足跡(みち)」展
https://www.nirasaki-library.jp/topicsview.php?kjno=6

『赤毛のアン』をはじめとする村岡さんの翻訳作品はもちろん、
『赤毛のアン』の映画パンフレット(←私にはこれが懐かしかった!)や、
山梨英和学院に関する本も紹介されています。

充実した内容ですので、ドラマの事前学習におすすめです!
韮崎市立図書館は、韮崎駅前の市民交流センター「ニコリ」2階です。
どうぞ足をお運び下さい。

民俗資料館でも、4月1日から花子さん関連コーナーを設けます。
花子さんが生きた明治30年代から昭和30年代の生活道具をご紹介します。
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三月も残すところ4日。
年度末のあわただしい日々をお過ごしの方が多いことと思います。

そして…新しい朝ドラ『花子とアン』放送開始まで、あと3日なのです!

そしてそして…実は、にらみんの蔵座敷が『花子とアン』に登場するんです-―!!

子ども時代の花子さんが訪れる教会のシーンで、撮影場所に使われました。
蔵座敷は明治時代の建築なので、花子さんの幼少期にぴったりなのです。
(村岡花子さんは明治26年生まれ)

蔵座敷でのロケシーンは、さっそく第一週に放送されるみたいです。
ご覧頂いて、どの場面が蔵座敷なのか探してみて下さるとうれしいです。

ロケに使われた蔵座敷は、民俗資料館の裏手に建っています。
ぜひ、実際の建物をごらんにおいで下さい。
見学をご希望の際は、民俗資料館の受付にお申し出下さい(無料です)。

蔵座敷の紹介チラシはこちらです↓
蔵座敷チラシブログ用
















蔵座敷のチラシ裏(ブログ)
















ドラマをきっかけに、より多くの方に蔵座敷の存在を知って頂きたいと願っています!
 
2014/03/21(金) 13:10:15

「2次元」のおひなさま

昨日の冷たい雨から一転、今日はうららかな青空です!

今日は“北巨摩に春を告げるお祭り”「窟観音さん」が開かれています。
韮崎駅のすぐ近く、七里岩の先端に位置する雲岸寺のお祭り。
屋台が並んだり、稚児行列が登場したり、フットパスが行われたり…
にぎやかな雰囲気に包まれています。

こちらは青空を背景にした今朝の蔵座敷です。
蔵座敷をご見学希望の方は、資料館に受付にお申し出くださいね。
3月21日の蔵座敷
















蔵座敷の周りでは白梅や花桃が見ごろを迎えています。
花桃











さて、先日に引き続いて、季節の展示のご紹介です。

「おかぶと」の他に、明治・大正時代の「押絵雛」も展示しています!
人物の形に切り取った台紙に綿を載せ、布で包んだ平たいおひなさまです。
押絵雛の展示ケース












押絵雛も展示












江戸時代後期に流行した押絵雛。
特に、信州の松本で盛んに作られました。

当資料館で収蔵している押絵雛は、
「牛若丸」「騎馬武者」「恵比寿」「神功皇后」「武内宿禰」
の五種類です。

武者や戦いをモチーフとしているので、端午の節供に飾られた
ものではないかと思われます。
竹串が付いており、本来は台に挿して立てて飾りました。

資料館に展示するのは5年ぶり(?)くらいです。
この機会にご覧下さい。
 
2014/03/16(日) 22:23:20

「おかぶと」も登場

おひなさまと並んで、(ちょっと早いですが)端午の節供関係の
資料も展示しています。

たとえば、「おかぶと」!
明治時代のものです。
おかぶとも展示












「おかぶと」は、江戸時代後期から明治時代に流行した、
山梨独特の端午の節供飾りです。

1 武者などをかたどった「張子のお面」
2 兜の正面に付いた飾りと角のようなものを表した「前立て」
3 鎧を描き表した「垂れ」

この3つがセットになっています。
すべて紙でできており、棒で支えて立てて飾りました。
当館が収蔵するおかぶとは、前立てと垂れが無く、張子のお面のみです。

実際におかぶとを立てて飾るとどのような感じになるのかは、
甲府市のホームページに分かりやすい写真が載っています。
古い写真も載っていますので、ご覧頂きたいと思います↓
http://www.city.kofu.yamanashi.jp/senior/tsubo/028.html

甲府市HPの古い写真を見ると分かるのですが、
「おかぶと」は縁側などの外から見える場所に飾られていました。
現在の五月人形は、座敷やリビングなど室内に飾りますから、
そこも大きな違いです。

もともと、江戸時代初期から中期の端午の節供では、玄関の周りなど
道に面した場所にのぼりや兜、なぎなたなどを飾っていました。
江戸中期以降、それらがミニチュア化し、道に面した場所から縁側へ、
さらには座敷へと飾る場所が変化したと考えられているそうです。
「外飾り」から「内飾り」への流れがあります。
江戸時代後期に成立した、室内に飾るための工芸的な鎧兜や武者人形が
現在の五月人形の原型と考えられています。

外から見える場所に飾られたおかぶとは、江戸時代の外飾りにルーツが
あるのですね。
「おかぶと」は、明治時代の県庁による民俗儀礼簡素化の通達によって衰退したり、
東京から室内に飾る五月人形がもたらされるようになって衰退した、
などと考えられています。
山梨でも、「外飾り」から「内飾り」への流行の変化が起こったのですね。

消えてしまった民俗「おかぶと」は、平成21年に山梨県立博物館で
シンボル展が開催され、再び注目を集めました。
私もそのときに担当の学芸員さんから説明を伺い、勉強させて頂きました。

平成21年 山梨県立博物館シンボル展
「消えた『おかぶと』 節供人形カナカンブツの謎を追う」(終了しています)
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/5th_tenjiannai_symbol_015.htm

おかぶとは、今となってはたいへん貴重なものです。
 
2014/03/13(木) 23:16:58

豪華宮殿に住むおひなさま

これは竜宮城!?

と思うような豪華絢爛な宮殿に入ったおひなさまも展示しています。
御殿つき















今は失われていますが、説明書によると、元々はこの御殿の下に
七段飾りが付属していました。
どんだけ豪華なのーー!

昭和20年代後半に、このようなタイプの雛飾りが流行ったようです。
中の人形は手のひらに載るくらいのミニサイズなので、御殿が主役という感じですね。

 
2014/03/13(木) 22:54:44

おひなさまを展示しました

遅くなってしまいましたが、資料館で所蔵しているおひなさまを展示しました。

山梨では4月3日にひな祭りをすることが多いので、それには「間に合った」と
言えなくはないかもしれませんが…。

おひなさま展示しました













何て大きくて豪華な冠!
赤と青のコントラストが鮮やかな衣装も美しい!
昭和初期のものと思われます。
豪華な冠!















私のお気に入りのおひなさまは、こちら。
お気に入りのおひなさま















目鼻立ちがなんとも小づくりで品が良く、得も言われず清らか!
着物の広がりも控えめで、全体にすんなり・すっきりしたシルエットなのが、
また華奢な和美人という感じで惹かれるのです。
明治時代のおひなさまですが、かくありたい…と憧れます。
 
2014/03/02(日) 15:55:08

明日は桃の節句ですが…

今日は冷たい雨がしとしと。
春にはほど遠い感じがしますが、明日は3月3日。
桃の節句です。

今年は都合により、蔵座敷でのひな人形の展示は行いません。
恒例の展示を楽しみにされていた方には、大変申し訳ございません。

先日まで開催していた企画展の片付けが済みましたら、
古いひな人形をいくつかケース内に展示したいと考えております。

せめて少しは季節感をということで、にらみんの入口に
おひなさまを飾りました。
30ウン年前のものなので、まぁ、現代のものなのですが…。
(お雛様の並びは、現代風に、向かって左がお内裏様・右がお雛様にしました)
ロビーのひな人形



 
2014/03/02(日) 11:29:35

2月28日現在の残雪状況

本日も雪の予報が出ていてドキドキしましたが、
にらみんのある場所は雪にはなっておりません。
雨が降っております。

一昨日は、カンペキに春が来たー!!と
叫びたくなるようなポカポカ陽気でした。
おかげで、資料館周辺の雪もだいぶ解けました。

2月28日現在の駐車場の様子です。

資料館の駐車場入り口の雪はすっかり解けました。
2月28日の館入り口の状況












除雪で寄せた雪の山が一部残ってはいますが、
8割方のスペースが使えるようになりました。
2月28日の駐車場状況1












2月28日の駐車場状況2











蔵座敷の周りの雪も、だいぶ嵩が減りました。
2月28日の蔵座敷入り口の状況















以前はひざまで埋まるほどの雪が積もっていて、
お蔵に行くのに一苦労だったのですが、大分楽になりました。

とはいえ、日の当たりにくい場所にはまだ雪が残っておりますし、
反対に、雪解け水で足元が悪くなっている場所もあります。
足元にお気をつけておいでください。